バイク旅97日目(長野~富山)
自宅へ
角間荘を出発し,妙高経由で富山に戻った.
角間荘を出発し,妙高経由で富山に戻った.
今日は宿の中で過ごした.自炊したり,酒を飲んだり,アジア大会を見たり,温泉に入ったり,とにかくのんびりごろごろしていた.
昨日は雲が厚くてほとんど何も見えなかったが,今日はきれいな紅葉を楽しみながら走ることができた.そして国道最高地点に到着したが,こちらは雲がかかって視界が真っ白だった.
午前中は晴れの予報だったため,のんびりと晴れるのを待った. 1 時間ほど最高地点にいて,その中で何回か部分的に雲が晴れた.遠くまできれいに晴れることはなかったが,それでも高山植物の絨毯や硫黄地帯,紅葉の組み合わさった風景を楽しめてよかった.
まずは北軽井沢にある浅間大滝を目指した.県道 54 号の峠を越えて進んだが,ずっとウネウネした道でなかなかしんどかった.それでもなんとか滝の駐車場に到着した.
三国峠を越えて群馬県にある吹割の滝を目指した.峠は交通量が少なく,特に苦しいこともなかった.新潟群馬間の移動では普通は高速を使うらしく,下道を利用する人はあまりいないらしい.群馬に入ってからは晴天になり久しぶりに暑いと感じた.
そして吹割の滝の近くにある滝の駅の駐車場に到着した.
カッパやら長袖やらを脱いで身軽になってから散策に出かけた.この滝は今まで見た滝の中でもっとも気に入った.滝自体もそうだが,周りの渓谷というか渓流というか,そういったものを含めて素晴らしい景観が広がっていた.今後また群馬に来た際には足を運びたい.
駐車場に戻ると滝の駅のおばさんに声をかけられた.近場の見所を聞いてみると赤城山をおすすめされて道まで教えてもらった.そんなわけで赤城山を通るルートを走ることにした.さすがに山なので道は厳しかったが,色づき始めた木々を見ながら走るのは気持ちよかった.駅のおばさんありがとうございました.
5 時頃に目覚めて辺りを見回すと濃霧が発生していた.霧が晴れないことにはどうしようもないため,行程を考えたり情報収集をしながら過ごした. 8 時頃にようやく晴れたため,朝食と荷造りを済ませて 10 時頃に出発した.
キャンプ場を出発して山寺に向かう.天童高原から山寺への道は見通しの悪い 1.5 車線で苦労した.そして山寺近くの土産物屋兼食堂に駐車させてもらった.駐車料金は 1 日 500 円だが,店で 1,000 円以上買い物をすればタダらしい.昼食はここで食べよう.
早速山寺の登山を開始した.わりと早めの時間だっただけに,人もそこまで多くはなく,のんびり歩くことができた.途中途中で写真を撮りつつ,人の何倍もの時間をかけて登った.こんな険しい山の中に寺を開くということは,つまり山の中で建物の材料を調達したり,あるいは材料を持って登山したりしたわけで,その苦労を思うと頭が下がる.
頂上に着くとよい眺めが待っていた一方で,建物にとんでもない量の落書きがされていて残念な気持ちになった.
駐車した土産物屋に戻り,いも煮と栗ご飯とラフランスジュースを注文した.いも煮は郷土料理らしい.栗ご飯も地元で採れたもので作っているらしい.どちらも素朴な味で美味しかった.ジュースは味も甘さも強く,水で 3 倍に薄めればちょうどよさそうな濃さだった.
8 時過ぎにキャンプ場を出発し,横手市にあるまんが美術館を目指した.美術館の開館は 9 時で,ぴったりのタイミングで到着した.この美術館は,釣りキチ三平で有名な矢口高雄さんが名誉館長を務めておられる.というか,地元出身の矢口さんの功績を鑑みて作られた美術館なのかな.私も子供の頃に釣りキチ三平は読んでいたため,この美術館には前々から来てみたいと思っていた.
館内は矢口さんをフィーチャーしつつ,他にも様々な漫画家さんの原稿や色紙等が展示してあった.また,漫画家さんたちの作品も置いてあり,それら漫画を読みに来ている人も少なくなかった.美術館といっても図書館や公民館等が入った複合施設の一部のため 1 時間ほどですべての内容に目を通せる規模だった.短い時間ではあったが十分に楽しめた.
秋田で見たかったものを見ることができたので,次は山形に向かった.
夜のうちは雨が降っていたが朝にはきれいに晴れていた.ただ,路面が濡れたままだったので乾くのを待ってから出発した.宿の方々に挨拶をして, 8 時頃に十和田市を後にした.
天候不順のため連泊を延ばして一日中ゲストハウス内にいた.地図を眺めて今後の旅程を考えたり,欲しいレンズの作例を眺めて購買欲を刺激したりして過ごした.