音威子府
5 時頃に目覚めて外を見ると霧がえらいことになっていた.この状況での撤収作業は骨が折れるので霧が晴れるのを待つことにした.ルートを考えたり,他のライダーさんたちと話をしながら過ごした. 8 時 30 分頃にようやく青空が広がったのでテントを干し,荷造りをしてキャンプ場を後にした.
音威子府そば
名物の音威子府そばを食べに駅へ向かうも臨時休業だった.別の店も昼開店のため時間が余る.仕方ないので開店時間が近い道の駅で食べることにした.味は普通のそばだった.
名寄
南下して名寄の道の駅もち米の里☆なよろに到着した.農産物直売所に行ってみると,白いとうもろこしホワイトレディが売られていた.生で食べられるということで,買ってその場でいただいた.これはもう野菜ではなく果物だ.梨に似た味で,甘くて美味しかった. 1 本 150 円という価格もおやつとしてちょうどよかった.
また,もち米の里ということで,ここでは様々な種類の大福が販売されていた.全 18 種類のうち,紫蘇,ハスカップ,かぼちゃ,メロン,チーズ,よもぎの 6 つを買ってみた.皮に歯応えがあって,みっちりとした大福だ.美味しい.しかし随分と甘いため,一度にたくさんは食べられない.
剣淵
それからまた南下し,剣淵に到着した.ここは映画「じんじん」の舞台となった町である.そんなわけで,ロケ地の一つである絵本の館へ行ってみた.映画の通り,剣淵は絵本で町おこしをしているらしい.
あー,こんな風景だったなぁと思い出しながら館内を見て回った.館内では子供たちのはしゃぎ声がひっきりなしに聞こえた.どうやら子供たちの放課後の遊び場となっているようだった.その子供たちが,見知らぬおじさんである私に挨拶をしてくれた.剣淵の子供たちは萩の町と同様に,積極的に挨拶するよう教育されているのかもしれない.ともあれ,じんじんのコーナーなどを一通り見てから絵本の館を後にした.
その後,例によってセイコーマートで買い物をし,キャンプ場に戻り(絵本の館に行く前にキャンプ場にテントを張って荷物を下ろしておいた),ごはんを食べ,キャンプ場横の温泉に浸かった.そして夜空を見上げると,やはり星がきれいだった.少し街灯が多いけれど,それでもけっこう見えた.星を見るためにキャンプをするようになってきた.