宿のオーナーさんから情報を仕入れてから函館観光に出かけた.交通手段として宿で自転車をお借りした.

函館朝市どんぶり横丁市場

まずは朝食のために函館朝市どんぶり横丁市場へ.たまたま月に一度のワンコインデー(各店が 500 円メニューを用意する日)だったらしい.

函館朝市どんぶり横丁市場

宿のオーナーさんおすすめの茶夢(チャム)さんというお店で食べた.ヒラメ・サーモン・エビの三色丼に,味噌汁,小皿 7 品が付いてたったの 500 円.どの品も美味しくて,量も多くて,ワンコインしか払っていないのが申し訳なくなるくらいだった.胃に余裕があればもう一品頼みたいところだったが,満腹になっていたので出発した.

茶夢のワンコインメニュー

赤レンガ倉庫群

港沿いを歩いて赤レンガ倉庫群を眺めた.以前に横浜を訪れたときのことを思い出す.自分が小さいときに見ていた光景でもないのに郷愁を感じさせるのはなぜなのだろうか.

赤レンガ倉庫

教会群

それから教会群(カトリック元町教会,ハリストス正教会,聖ヨハネ教会)を見に行った.この辺は坂になっていることもあって,坂と教会の組み合わせで長崎を思い出した.異国情緒漂う街並みが素敵だ.

函館の街並み

スーパーで水分補給用にガラナを買い,ブラブラと散歩する. ガラナ

坂の上から函館の街を眺める. 函館の街並み1

おしゃれな住宅街. 函館の街並み2

旧函館区公会堂,お寺などを眺めつつ,外国人墓地へ.それから来た道を戻り,函館山登山口へ.

函館山

自転車を置いて登山開始.以前来たときはバスで一気に頂上まで登ったが,今回は自分の足で登る.

旧登山道

函館山登山口. 函館山登山口

旧登山道を草花を見ながらひたすら歩く.すれ違う人と交わす挨拶が気持ちいい. 樹木

山頂

そして 1 時間ほど歩いて展望台に到着した.夜は人で溢れる場所も,昼間は閑散としたものだった.昼の景色は,これはこれでよいものだった.一般的な観光客は夜景しか見ないわけで,昼の景色を見ることはある意味贅沢かもしれない.また,眼下の街を歩いてきたことで地理がわかった状態で見ることができたので,それもよかった.やはり地図を見ながら自分で動くことが肝要だ.公共交通機関やタクシーでポイントポイントに放り出されるだけでは街の姿はわからない.

伊能忠敬の石碑. 伊能忠敬の石碑

函館山からの眺望.夜には 100 万ドルに化ける. 函館山からの眺望

千畳敷コース

展望台を後にし,登りとは別の道を行く.尾根伝いに千畳敷コースを歩き,砲台跡や要塞跡地を訪れた.当時の造りに植物が絡みつき,もの悲しい雰囲気だった.言うなれば,ラピュタのような雰囲気だった.そして地蔵山コース,七曲りコースを経由して山を下りた.

要塞跡地1 要塞跡地2 要塞跡地3 要塞跡地4 要塞跡地5 要塞跡地6 植物

それから碧血碑(旧幕府軍の墓),函館八幡宮,函館公園,護国神社を通りながら函館山登山口に戻った. 5 時間ほど歩き,程よく疲れた.

碧血碑

ラッキーピエロ

宿に戻りがてら,例によってラッキーピエロで夕食をとる.運動後に味の濃いものは染みる.

オリジナルカレー. オリジナルカレー

チャイニーズチキンバーガー. チャイニーズチキンバーガー